2010年5月4日火曜日

白寿のお祝い

昨日は私の祖母の白寿のお祝いがありました。
祖母の従姉妹、子供、孫、ひ孫合わせて40人程が集まりました。

現在は98才の祖母に対して私はもう直ぐ49才、
ようやく祖母の年齢の50%にしかなりません。
祖母の年齢を1テラのハードディスクとすると、
私は未だ500ギガが使用されているにすぎません。
まだ残りは500ギガも残っているのです。

そうか、私は結構若者なのだ♪
(私のハードディスクが600ギガしか無い可能性もありますが)

ところで、祖母の次男である、私の父は既に他界しています。
誰かが、挨拶の中でそのことにふれて、ここに参加していないのが残念だと言ってましたが、
私はそうは思いません。
父は五つの分身(その内のひとつが私)となって、その内の四つはここに参加しています。
そして1月に誕生した。父の最新バージョン(osで言えばWindows7)である私の妹の子供も参加してますよ。

ところで、挨拶の嫌いな私もおばあちゃんのためなので、今日だけは断れませんでした。
でもその挨拶の中でどうしても言いたくない事がありました。

それは「これからも、長生きして下さい」です。
祖母は耳が遠くなり、目もよく見えず、移動は車椅子で、水曜日のお風呂の時間以外はあちこちが痛むそうなので、
日々の生活するだけで大変なようです。

しかも、頭脳は明晰なので、老人ホームでいろんな人に気を使っているのが、気の毒に思います。
私は少ない脳細胞で考えて、言ったことは、「おばあちゃんに一つでも沢山楽しめることがありますように願っています。」でした。
(∩_∩)y-~


おまけ
☆おばあちゃんは老人ホームでじいさんとばあさんばかりだと言っているそうです。
その先頭を行っているのが、おばあちゃん、あなたですよ。


☆祖母は白寿を迎えても、孫やひ孫の誕生日を言えるほど記憶力があり、祖父は数学が得意だったそうです。私の父も器用な人でした。私の子供は3人とも、それぞれ私が感心するほど(親のひいき目を考慮しても)それぞれ優れた才能を発揮しています。
何で私だけ優秀な遺伝子が覚醒していないんだ?


☆最後におばあちゃんが暇つぶしに老人ホームで書いている詩集の中から一つ紹介します。
「二十三、ひ孫の数の鯉のぼり、
立てて笑ったばばの夢、
さめても笑ふ、
しわも可愛い」

0 件のコメント:

コメントを投稿