梅雨の夜の出来事

それは昨晩、長門の塾に迎えに行った帰りの事でした。

ヱヴァンゲリヲンの「破」のＤＶＤを借りたかった私は、家に帰る途中で「ビデオAmerica」に寄りました。

店に入ると私はヱヴァンゲリヲンのＤＶＤの所へ、長門は「銀魂」のガチャをしに向かった。

何となく予想した通り、ヱヴァンゲリヲンがおいてある場所には、レンタル中と分かる空のケースが並んでいた。
そこで、レジのところへ行って、返却直後のＤＶＤの存在の有無を店員さんに確認を依頼すると、
なんと店員さんは０．５秒で答えを見つけて棚から一枚のＤＶＤを抜き出して、誇らしげに私に見せてくれました。
good job！

そこへ長門がやってきて「銀魂のガチャしたのにブリーチが出て来た、店員さんに言って良いよね？」と言ったので、変えてもらうよう言うと店員さんとガチャのところへ行きました。

私はＤＶＤを受け取っていたので、タグ検知器より中には入れないので、UFOキャッチャーを見てました。

景品はZippo風のライターで綾波レイがプリントしてあります。
景品はケースに入っていて細いプラスチックの輪っかが付いてます。

キャッチャーのアームの先は細くなっていて。
輪っかに引っ掛けてゲットするようになっているようです。
アームを下ろす位置の精度が成否のカギのようです。

遠くの長門をみると、すぐに来そうな雰囲気ではありません。

物は試しと思い、綾波ライターを狙って見ましたが、開いた時のアームの幅が思ったより狭かったので、１００円はパーになりました。

こうなると、アームの幅を調整したくなるのが、人情と言うものです。

２毎目の１００円を投入し、左側の爪が輪っかに入るよう調整し、見守っていると、無常にも爪は輪っかの左にずれた位置に降りてしまいました。

やっぱり私には才能無いね。と考えていたら、閉じたアームの右側の爪がスポッと、輪っかに入り、「途中で落ちないでくれぇ！」という願いは神さまに届いたようで、見事写真のライターをゲットしました♪

私は「今日二つ目のラッキーだなぁ」などと考えてましたが、
あんまりラッキーではなさそうな長門はまだガチャのところにいるのを見ていると、
４人組の見知らねー青年の一人が声をかけてきて、「お金を出しますから、景品をとってもらえませんか？」と言ってきました。

なんと、私がUFOキャッチャーの達人に見えたらしいのです。
まぁ私自身２回目でゲット出来るとは思わなかったので、鮮やかな腕前と評価しても良いぐらいの手際に見えたかも知れませんから、くもり無き眼を持った青年なんだなぁと思いました。

だからと言って、UFOキャッチャーの神様はいつまでもこんなゲームコーナーにいるはずもないので、
「さっきのは、思い通りに行かなかったのが、たまたまひっかかっただけです。」と述べて、謹んで辞退させてもらいました。

観光地などで知らない人に声をかけられて、「カメラのシャッター押してもらえませんか？」意外で声をかけられたのはこれが初めてでした(笑)
(∩_∩)y-~

おまけ
☆長門が時間がかかった理由は、
ガチャの中には大量のブリーチ物が混入していて、しかも店員さんは銀魂とブリーチの区別がつかず、一個づつ中身を確認してやっと１１個目に銀魂物をゲットしたためであることを後で聞きました。

☆この出来事があっている間、同乗していたハルヒはじっと車の中で待っていました。

☆今日はずっと梅雨らしい雨が降ってました。